第91回 河野塾
甲の原体育館
本日は運動会の学校が多く、河野塾も参加が少ない中、参加したメンバーで基礎を重点に練習をしました。
参加メンバー15名の比率が女性の方が多く、3チームの内2チームは女子チームで結成されました。
今日のキャプテンには4年生の千夏を使命!!
普段6年生がおこなっているリーダーシップを四苦八苦しながら頑張っていました。
まずボールと遊ぼうからスタート
①上下右左
②股下ボールリレー
③プレパレーショントレーニング
④鬼ごっこ
⑤線上タッチ
⑥ゴムフォーム改善トレーニング
⑦パス練習
⑧2対1
⑨ゲーム
今日の出来事!!
(1)1年生和人の分からない、できない攻撃は私にとっては御馳走です。うまくなりたいが伝わってきて嬉しいです。
(2)千夏キャプテンは、周りの状況に動じない強い心をもっている事を発見。顔色一つ変えないで腕白低学年をまとめていました。
(3)小竹家の姉妹がタッチラグビーデビュー!!先日お父さんから書き込みがありましたように最近参加し始めた長女が行きたいと言ってます。前回の練習ではるかちゃんが毎回誘ってくれたり、福田さんがずっとついてラダーを教えてくれて自信がついたみたいです。
子どもたち選手が自分自身で見つけた答えを大切にしています。
「こうした方がいいよ」
「もっと勉強しなさい」
「練習の質を高めよう」
子供達にアドバイスや指示をすることももちろんありますが、
子供達が「変わりたい」という意思を表現しているときに限ります。
反対に言うと、
本人が「変わりたくない」のであれば、アドバイスはしません。
アドバイスをしてもあまり効果がないともいえるかもしれません。
勉強したくない子どもに
「勉強しなさい」と伝えても逆効果です。
「結局、本人が変わりたいと思わないと、いくら僕らが頑張っても仕方ない」
「このままで終わっていいのかと自分に問う。
「変わりたいな」と思いながら変わらないで生きていくのが、「諦める」の本当の定義です。
僕たち大人ができることは、
子どもたち選手が
「変わりたい」と思うきっかけをたくさん創ること。
「もっとうまくなりたい」
「成長したい」
「もっと好きなスポーツがしたい!」
というような思いを引き出す
きっかけを創る。
スポーツ観戦や旅行、好きな選手の握手会や、金メダリストのTVを見ること。
うまくいかない経験や
とても強いチームとの対戦も
選手によっては良い機会になるかもしれません。
注意深く観察してみれば、
きっかけは日常生活の中にたくさんありそうです。
そうした体験を通じて、
「もっとうまくなりたい」
「変わりたい」という気持ちが芽生えた時、
僕らのアドバイスや助言も素直に耳を傾けてくれます。
「子どもたちを変えてやろう」と
コントロールしようとすると、
そのエネルギーを子どもたちは敏感に感じ、拒否反応を示します。
僕ら大人も
会社の上司が「お前を変えてやる」という
エネルギーで向かってきたら縮してしまいますよね。
けれど、
子どもたち本人が「変わりたい」ときは、素直に行動に変化が生まれます。
子どもたち選手の
「変わりたい」という気持ちを引き出すきっかけをつくりましょう