日本SAQレベル1インストラクターの講習会 導入

6月26日(日)
日本SAQレベル1インストラクターの講習に参加してきました。
日本SAQ協会HP http://www.nisaq.com/

4日間の講習になります。
1日目 SAQ概論、プリパレーション(準備)
2日目 アジリティ、プライオメトリックス
3日目 クイックネス、スピード
4日目 体幹トレーニング、総合演習

SAQは1980年代後半にアメリカで誕生しました。
もともとは大型選手の為のトレーニングだったのですが、スポーツ選手全般に効果がある事が判明しました。

日本では、全てのアスリート、ジュニアアスリート、学校教育(教育委員会)などで利用され、今後は障碍者、幼児教育にも取り入れられていきます。

S(スピード):重心移動の速さ
A(アジリティ):運動をコントロールする能力。方向転換する能力
Q(クイックネス):刺激に反応して速く動きだす能力
この3つの意識したトレーニング方法であり、SQAを身に着けると足が速くなる、動きが俊敏になる、何かが起こった時の反応が早くなるといった効果が表れます。それ以外にも重要な事で正しいフォームを身に着ける事によって「怪我の予防」「疲れが無くなる」といった結果が実証されました。

文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると、現在の子どもの体力・運動能力の結果をその親の世代である30年前と比較すると、ほとんどのテスト項目において、子どもの世代が親の世代を下まわっています。一方、身長、体重など子どもの体格についても同様に比較すると、逆に親の世代を上回っています。
このように、体格が向上しているにもかかわらず、体力・運動能力が低下していることは、身体能力の低下が深刻な状況であることを示しているといえます。
また、最近の子どもは、靴のひもを結べない、スキップができないなど、自分の身体を操作する能力の低下も指摘されています。
子どもの体力の低下は、将来的に国民全体の体力低下につながり、生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起こすことが懸念され、社会全体の活力が失われるという事態に発展しかねません。

日本レクレーション協会抜粋
http://www.recreation.or.jp/kodomo/

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運動スポーツへの意識の高い児童生徒の特長:分析結果と事例
http://www.mext.go.jp/…/afieldfile/2014/12/04/1353814_1.pdf…
「意識」:「運動やスポーツをする事が好き」「運動やスポーツは大切」「体育・保健体育授業は楽しい」
「時間」:「1週間の総運動時間が420分以上」
「体力」:「総合評価」

親と子供の関わり診断テスト
http://www.recreation.or.jp/kodomo/genkiup-sem/check.html

面白い分析などが乗っていますので是非ご覧ください。