『 他競技に学ぶ 』
他競技の動きの中から、ラグビーのプレーに活かせる動きや トレーニングの方法を学ぶ
最近ではよく出稽古に行くチームが増えてきています。
例えば、タックルを学ぶためにレスリングをしたり、突っ込みの姿勢を学ぶために相撲をしたり
どう崩すのか?
守備の駆け引き
攻撃のバリエーション
攻撃、守備の専門選手の配置
ボール基準にした守備(手)
タイムアウトのタイミング
スカパーにさえ入っていればニュージーランドやイングランドなどの試合動画もガンガン観ることが出来ます。
学ぶ材料も沢山です。
それを自分の中でどうインプットし、自分の関わるチーム、選手にどうアウトプットするか?
これが大事です。
子供達はどんどんコピーする事から始める。
コピーはするけど、コピペはしない
そう、そのままペーストしても、そこに必要な貼り付けなのか?
その内容だけコピペしても、それは所詮コピペになるのです。
真似はどんどんしていいと思います。
ただ、出す時は貼り付けではなく、完全に自分のものとして出せるのか?
他競技から学ぶのに一番の大事なことは、コピペが出来ないということです。
それが一番大事だと感じています。
元ラグビー日本代表ヘッドコーチであるエディ・ジョーンズ氏はサッカーチームの監督であるペップ・グアルディオラから多くの影響を受けていると語っています。
他競技の指導者から学べることは新鮮で新たな価値観を与えてくれる。
私は指導者に限らず、選手自身も他競技から学ぶ要素はたくさんあると思います。
今回はサッカーに学ぶ!!
ボールの蹴り方、パスのタイミング、体の使い方などなど
やはり、その道のことは その道の人から学ぶのが一番だと思います。
前半は、CASQトレーニングをさせていただきました。こればっかりは慣れです。
繰り返し繰り返しの鍛錬からできるようになります。基礎練習で、つまらないと思ってしまうかもしれませんが「続は力なり」です。
サッカーは「スペースの使い方」「コンビネーション」「ブロック」「ボールのキープの仕方」
自分の競技に置き換えることによって、新たな発見が生まれ、チームに良い影響をもたらす。他競技にヒントがあるのかもしれない。
今回、特に感じたことはボールのキープの仕方です。体の下に常にボールを置き相手との距離を保つところ。ラグビーの子供達は体全体を使うのではなく、足だけでボールを取りに行く。取れるわけがないんです。でもラグビーってコンタクトが激しいスポーツなんですよね。タックルして相手を倒してボールを奪う。
ルールは違いますが、他の競技になるだけでできなくなってしまいます。
これが日本と海外のスポーツの差です。
でもなんて言ってもサッカーよりラグビーがしたいと言ってくれたメンバー
とても嬉しかったです。
まだまだサッカーには負けないぞ!!
今後も他競技から沢山の事を学んでいきたいと思います。