八王子市NPO情報マガジンに掲載されました。

ワールドカップ2019の日本開催が決定し、盛り上がりを見せるラグビー。年少者/初心者向けのタグラグビーは八王子市内でも授業に取り入れる小・中学校が出てきました。なかでもタックルをタッチに置き換えたタッチラグビーは身体差を越えて、女の子でも男の子に混ざってプレイすることができます。
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河野塾は小学生を中心に男女70人余りが所属するチームです。主に毎週土曜、八王子市内でタッチラグビーの練習を行っています。大会を控えたこの日も、前半は身体の使い方のトレーニングをじっくりと行い、後半の実戦練習はお母さんチームVS女の子チームの対戦から始まりました。雪のグラウンドに「右!」「ボール回して!」と元気な声が響きます。年齢も学校も運動経験も違う仲間たち。大人も子どもも、ベテランも初心者も、夢中でボールを追っていました。

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「ルールの理解やプレイの上達も、子どもたちのほうが早いです」と笑う河野さん。豊富な指導経験から「個々の自主性を大切に考えています」

集合写真をお願いした時も、河野さんの声がけを上級生が下級生に伝え、大人が見守ります。状況の判断、アイデアの伝達、共有。『One for All, All for One』の精神が光っていました。