2022/02/26 練習Report 八石下グランド

2022/02/26 練習Report 八石下グランド

2月も終盤になりやっと暖かくなってきました。
今日は塾長がお休みでした。
コーチ陣で穴を埋めようと荷物を分担したり、当日早めにグラウンドに向かって準備をしましたが、普段いかに塾長や河野家に頼っていたかを実感させられました。いつも1時間前にはグランドに到着して準備をしてくれている事に感謝です。
練習開始前
練習前の健康カードの提出、検温。練習途中の手洗い、消毒などの感染対策をあらためて徹底することにしました。
また練習の最初に塾生に対しても河野塾の活動を続けるためにはこれらのルールをしっかり守ることが必要なことを伝えました。


~低学年編~

低学年2
今日は福田コーチがお休みだったので、鈴木コーチと大野コーチが担当しました。
まずはグラウンドの手前半分を一周…と思いきや、目を離した隙に一番奥まで走ってました。やっぱり子供は走るのが好きだなぁ…。

次に輪になって準備体操。今日は子どもたち全員が順番に思いついた体操を披露していきました。最初はジャンブ⇒屈伸⇒腕立て伏せ(えっ!?)⇒腕立て伏せ(えっ、またっ!?)などなど個性的で強度の高い準備体操でした。

その後はお待ちかねの鬼ごっこ。「氷鬼」に「変わり鬼」、変わり種の「バナナ鬼」。バナナ鬼は、鬼にタッチされるとバナナに変身(両手を上げて静止)。その後、味方にタッチされると、片手を下ろす(バナナの皮を半分剥く)。両方の皮が剥ければ復活!子供たちの発想に脱帽です。面白い鬼ごっこだったけど、難しかったなぁ…。

続いて大野コーチによる尻尾取りゲーム。二人一組になり、前の人(尻尾取り役)の肩を後ろの人(尻尾役)が持って汽車ポッポスタイル。各チームで尻尾を取り合って、最後まで尻尾が残ったチームが勝ち。
隅っこで息を潜め勝機を伺うチームや、声で相手を威嚇するチーム、同盟を募るチームなどなど、個性的で面白い戦術が目を見張りました。

最後は紅白戦。子供同士、vs大人などなど。久々にプレーをする子もいたので、最初は歩きながらのゲーム。明らかにウズウズしている子の姿が微笑ましい。次第に皆のスピードが上がっていき、いつものパフォーマンスに戻ります。
しかし、やはり人気のないハーフ役…。すぐにハーフからのパス待ち渋滞が発生してしまいます・・・が、今日はここからが凄かった!
チームミーティングを経て、ハーフの大切さを思い出してくれたようで、最後の試合は両チームとも流れるような素晴らしいチームプレーを見せてくれました。交流戦が楽しみですね。

低学年1

担当コーチ コソコソ噂話
・凄い!この年代でもちゃんとプレー出来てましたね!!素晴らしい!!(大野コーチ)
・2年生と練習できるのもあと3回かぁ。寂しいなぁ…(鈴木)。やったー!嬉しい。早く上の練習に行きたい!(コーチの心を知らない子供たち)


~中学年編~
中学年は小竹コーチと及川コーチが担当しました。
小竹コーチが言葉でうまく伝えられないことは及川コーチが身をもって伝えてくれます。
失敗しても良いプレーに挑戦したことを見逃さず誉めてあげられるところはさすが及川コーチでした。

次回3/12からは他チームとタッチラグビーの試合をすることになります。
でも子供たちにとってはそんなことより今日の鬼ごっこが大事。
子供たち「今日は何の鬼ごっこやるの?」「次は鬼ごっこ?」
コーチ「次回はタッチラグビーの試合だよ練習しなくていいのかな」
「じゃあタッチラグビーやりたい人?」
「鬼ごっこやりたい人?」
※タッチラグビーで手を挙げたのはかずき君だけでした。
コーチ「じゃあ鬼ごっこやりましょうか」
子供たち「やった~!!」
※ここで一番うれしそうなのもかずき君だったりします(笑)

そのような形で間に「おにご」を挟みながらゲーム中心のメニューをしました。
鬼ごっこ好きなだけにボールを持ったランプレー、ステップなどはどの子も素晴らしいものがあります。
一方で守備などの組織プレーがもう少し。
りこキャプテンは一人で前に飛び出してしまう子に根気よくチームで守ることを伝えます。「どうしてダメなの?みんなが俺についてこれればいいんじゃない?」生意気な3年生男子です。(ちょっと誇張)悩みながら高学年の練習で学んだことも取り入れ彼女なりのこのチームらしい守備について結論を出せそうでした。

1カ月ほど前に体験に参加してくれたみゆちゃん。
今日が河野塾2回目なのに、いきなりゲームの中に放り込まれる形になりました。
しかしそんなことはものともせず良いプレーが随所にあり、作戦会議でもしっかり自分の意見を言ってくれてました。
また優しいなつみちゃんやりこキャプテンがプレーの合間に教えてくれ、ボールを持てるように導いてくれてました。


仲間の大切さ。
一人では何もできない。
困った時に何も言わなくたって寄り添ってくれる、声を掛けてくれるそんなごく普通の事ができる仲間をたくさん作りたい。

ラグビーの特性は、身体の大きな者も小さな者も、足の速い者、遅い者、すばしこい者、どんな人でも活躍できるところにあります。たとえ下手なチームメイトが居ても、そういうプレイヤーがいることを前提にゲームを組み立ててゆかなくてはなりません。
ところが、往々にして経験者は、下手なプレイヤーを排斥してしまいがちです。「そこが穴になる」と。たとえば、足の遅いプレイヤーがいたとします。そうすると「アイツは足が遅くてしょうがない」「球を渡すと直ぐに捕まってしまう」とみんな思いがちです。確かに、試合をやらせると、その者は球を抱えて潰されてしまいます。

しかし、その人間がいるから負けると思うのは間違っています。こういう弱点を本人はもちろん、チームメイトもよく知って、みんなでカバーしようという気持ちが一つにまとまれば、たとえミスが起きても素早くカバーに入ることが出来ます。ミスをしたものも直ぐに次の行動に移ればミスにならないのです。相手はそのミスをチャンスとばかりに突っ込んできますから、気持ちに油断が出来て、スキだらけになるわけです。そこを冷静に判断して逆手にとれば、ミスは瞬時にしてチャンスに変わるのです。彼が球を持つことは、むしろチャンスなのです。彼が球を持ったらトライにもちこめるぞとチーム全員が思えるようになれば勝つことが出来るのです。つまり身体の小さい者や足の遅いものがいてもかまわないというのが、わたしのラグビー観なのです。

人生においても同じことがいえます。奥さんがミスをしたら、夫がカバーをすればミスになりません。部下が失敗したとき「バカ野郎!」と怒鳴らないで黙ってカバーしてやる。そういう上役だったら職場のチームワークはうまくゆくでしょう。単にカバーすればミスにならないというだけでなく、ミスが起きたことによって、ミスをしなかった時より気持ちが一つになり、かえって素晴しい人間関係を築くことができる。そのことの方が大事なのです。


Kono Rugby Academyで楽しく足が速くなりませんか?
ラグビーの技術、リーダーシップを学びませんか?
小学生なら誰でも参加できます。
パフォーマンスを向上させたい、というお子様はぜひ体験下さい!
■毎週土曜日 9:00~11:30
【活動場所】
■会場:八石下広場
    八王子市小宮町501
 京王八王子駅・JR八王子駅北口から「宇津木台」行で宇津木台中央下車徒歩10分若しくは「日野駅」行で小宮町下車徒歩7分、又は小宮駅から徒歩10分
※無料の駐車スペースあります。
 東京都多摩川流域下水道八王子水再生センター水処理施設の上部利用として整備された広場です。
広場だけでも約11,000m²の広さがあり
218473099_359069809119671_6145241062270569727_n223144159_199988258805017_6622586061836971472_n